微分積分
- 作者: 和達三樹
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1988/11/08
- メディア: 単行本
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結局ε-δ論法なんて、極限を使った言葉遊びなんじゃないかと思った。不等号の性質を巧みに使って、なんとか題意を示せるように上手に押さえ込めばよい、と。で、慣れていないこともあり、例題の解法はなんだか魔術のように見えてくる。へりくつのようだとさえ思う。連続の定義とかもそうだ。これらをすんなり納得できるのはいつになるだろうか。まだわからない。それがわかるようになる感覚が、センスによるものか、理詰めで作れるものなのか、それすらもわからなく、今はただ、写経して受け入れるだけで、雲とか霧の中にいるように感じる。