微分積分

微分積分 (理工系の数学入門コース 1)

微分積分 (理工系の数学入門コース 1)

結局ε-δ論法なんて、極限を使った言葉遊びなんじゃないかと思った。不等号の性質を巧みに使って、なんとか題意を示せるように上手に押さえ込めばよい、と。で、慣れていないこともあり、例題の解法はなんだか魔術のように見えてくる。へりくつのようだとさえ思う。連続の定義とかもそうだ。これらをすんなり納得できるのはいつになるだろうか。まだわからない。それがわかるようになる感覚が、センスによるものか、理詰めで作れるものなのか、それすらもわからなく、今はただ、写経して受け入れるだけで、雲とか霧の中にいるように感じる。