所信表明

昔は、短い時間で回答することが優秀だと思っていた。
小学校は早解きのレースゲームだった。
今となっては?いや、今でも早く解くことは時短になり有利だが、本質ではなくなった。
真に理解していることの方が重要だ。

しかし、学校というレースゲームになれきってしまった。
つまり、直近で習っている事柄だけで解けるような問題ばかりを期待してしまっている。
そして、そうでなかった場合にすぐに諦めてしまう。
結果、継続する力がなくなった。
継続は力なり、という言葉の逆をいく、即物的な志向を持つ人間になった。

こういうことを考えるに至ったのは、そう、能力不足を強く感じているからだ。
自分は何年も仕事をしていて何も身についた感じがしない、高校から何も成長している気がしない。
思い返すと何も継続して続けることができなかった。
その負のルーツを探って出てきたのがこの考察だ。

じゃあわかった。過去はもういい。そんな自分を今後どうしていくんだ?
どうやって、継続すること、真に理解するまで諦めないこと、実力を身につけることを推し進められるんだ?
何かを学ぶんだ。何でもいい。自分が興味を持ったけど、歯が立たなかった何かを学ぶんだ。
それは諦めないでやる。真の理解が目的だから、どれだけ時間がかかってもいい。
そう、すぐにわからなくてもいい。馬鹿だと認めていい。
いつか遠い未来でも、理解できたら勝ちだ。
そう、どんだけ時間をかけてもいいなら、これかなり自分に有利な条件じゃないか?
継続すること、成長し続けること、どんなに些細でもいい、これをこれからの目標としていこうと思う。
そして、その足跡を残していきたい。

こんな所信表明、1億回くらい心の中でやっている気がするし、日記にも書いた気がする。
今回も三日坊主かもしれない。もうそれでもいい。しばらくしたらまたこんな日記を書くんだろう。
少しずつマインドを切り替えていくんだ。成長を志向していくんだ。