反復の力

いろいろな学習法に関する本を見てきた。 英語とか、楽器とか、囲碁将棋とか。 さまざまな言説があるんだけど、その中で一定勢力を占めているのが、

簡単なものを反復、だ。

すっごい簡単でもいい。すぐわかる、でもいい。とにかく反復しまくる。 頭で考えないでも出てくるほどになるのが理想。 ぶっちゃけ、理論とか仕組みとか知らなくてもいい。暗記でいい。 それが意味するものはあとから分かってくる。いつか、覚えたものの本質が有機的に繋がって、ぱっと視界が開けたように理解が進む。

なるほど、という感じがする。 ある意味無駄のように思えることも、そうではない、微細なエッセンスを貯めているんだ、とポジティブに感じられそう。 流れの速い世の中でも、焦ることはない、今やっていることに自信を持っていいんだと思える。

自分にとっては、こんな解釈ができるのが救われ要素。

思いつく限りのソース

英語だったら多読法かな。反復じゃなくて読み捨てだけど。

英語多読法 (小学館101新書)

英語多読法 (小学館101新書)

楽器…例えばピアノは、一般的にそういう教授法が根付いている気がする。 簡単な曲からしっかり積み上げていく。

プレインベンション J.S.バッハインベンション-のまえに

プレインベンション J.S.バッハインベンション-のまえに

これは弾いてみたいなぁ。

囲碁だと趙治勲先生のひと目シリーズ。

ネガティブを断ち切りたい

悪いことばかりではない。もちろん、いいことばかりでもない。

悪いときも、いいこともあったということを思い出せば、少し気が晴れ、ネガティブなループを抜け出せそうな気がした。

いま、そうなった。

妥協と決断

自分のことを否定されるとぐさっとくるね 特に、自分の本質的な部分についてだと堪えるものがある。

受け入れられないほど、相手も堪えているのか。 そうなるととても申し訳なくて、こんな甘えたこと言っていられない。

でも、こんな気持ちを抱え続けてやっていられない。 伝えねばなるまい。

9つの性格―エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係

読んだ。ブックオフで200円で購入。

まとめ

人間の性格を9つの類型に分けて、それぞれの性質とか弱点とか、仕事上の立ち振る舞いの特徴を説明する。

自分が9つの類型のどれに属するかチェックできるはい/いいえ質問集もある。 9類型*20問の180問。多い笑

心理テストのように、自分の性格をチェックして自分あるあるを味わうのが楽しい。

私は、本書がエニアグラムの理論を通じて伝えようとしていることは、以下のようだと読み取った。 「人はそれぞれ違うもの。各人の個性を尊重しよう」

エニアグラムって?

古代の秘術的な人間学の知識を、分析心理学勢がまとめたものらしい。 エネアが9でグラムが図。

いまどきの自己啓発本と比べると、だいぶソースの信頼性が薄いような気がする。 大家や創始者的な人物の紹介はある。 しかし、そういった人物の著書とか論文、引用などの紹介は一切ない。 まあ初版は1997年。当時の本はそんな感じなのかもしれない。

内容的にはおもしろいし良く出来た理論だと思うけれど、信頼性というか後ろ盾みたいなものは薄いように感じた。

どんな類型があるの

あとでかく

私は

多分4。 4,2,1,6,9あたりで迷った。じっくり読み返すと6と9は違うかなと思った。 4を見るとやっぱりしっくりくるし、4は2と1と関係が深いようなのでやっぱり4かなーと。

stop my motion

自分の身体を酷使しすぎかも…すこし体調が悪くなりがちで、ちょっと大きな不調もやっちゃってそうな予兆もある。

早寝早起きしなきゃ。起きてたい感じがあっても、もはや体調からの要請がバカにならない…。

なんといえばいいんだろう、一日を閉じる術を身につけたい。 まだできることがあるんじゃないかと焦るのをやめて、なかば強制的に寝てしまえ。