自分というひとつ

腹がいてえ…家畜のえさのような得体の知れないサムシングを食べて胃もたれを起こしている。ジャンキーなもののなかでもかなり下位に入るものだ。店はいやにたくさんあるから、ときどき気を抜いて行ってしまうがだいたい後悔する。

今回メシを選ぶという小さな選択にミスった。人生の大きな選択は…どうだ?自信を持って、自分のやっていることが正しいと言えるか?何のために生きているか、明確にしているか?10年前想像した自分になれているか?

どうだろうね。意識高い質問はたくさんできるけど、ずっと読んでいると滑稽に見えてくる。自分はそれを求めているのか? 自分は意識的にしろ無意識的にしろ、今の人生を選んできたんだ。そしてこれからも自分は選んでいく。それでいいじゃないか。今の自分を認めてやりたい。

選ぶということは他のことを捨てるということ。自分と他の人とで考え方が全く違うなぁと思うことがある。それは、自分のスタンスを選んで、他を捨てて、その積み重ねをしてきた結果だと思う。自分の考え方が間違っているわけではない。他の人の考え方もまた正しい。答えは無限にある。むしろ同じ答えを出す人なんていない。それだけ人間には多様性がある。

そう思うと、ここにしかいない自分のこと、少しは認めてあげられるような気がする。認める認めないじゃないな、そういうのも含めて受け入れられる、そんな気がする。