時間の感覚

そんなものはない。

時間について深く考えたことはなかった。
時間なんて勝手に過ぎていくだけで、自分には何の関わりもないと思っていた。
朝起きたら仕事に行って、帰っていい時間になったら帰る、それだけでしょ?
でもそうも言っていられなくなってきた。

感じたのは、老い

昔の写真と今の自分を見比べると、腕のシミが増えていた。
だいぶショックだった。
年齢の数値が増えていくのはわかる。でも実感がなかった。
なんてーかようやっと気づいた気がする。人生は有限なんだなぁと…

焦り

事なかれ主義で生きてきた。月の収支もろくすっぽ考えない。
部屋もぐちゃぐちゃ。仕事のスキルなど知らない。
したいことだけをして過ごす。
それでいいのかな…、いや、良くないとしても、何をしたらいいんだ?

つまり、自分はどんな人間になりたいんだ?

どんな風に生き、何を残したいのか。

まずは、時間から

時間は有限ということに気がついた。
そしたらまずは、時間の使い方を考える。
有意義な時間を増やし、そうでない時間を減らしたい。
過ごした時間が有意義かどうか、こんな基準で判断することにした。

その時間を後から振り返って、よい時間だったと感じられるか。

自分は気をぬくとすぐ動画を眺めて時間つぶしをする。
見終わると、だいたい楽しかったと感じるのだが、いやはや、空虚な感じも浮かび上がってくる。
楽しかった感じに、薄いヴェールがかけられたかのようだ。
これはだめ!こういう心持ちになるような時間の使い方は慎みたい!

自己啓発の大家、7つの習慣では、人びとの活動を4つの領域に分類している。
そして、そのうち「緊急度は低いが重要度が高い」第Ⅱ領域の活動を最大化すべしと記している。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

7つの習慣最優先事項

7つの習慣最優先事項

ゆうて高尚です、それ。
自分はそこまで強くない。そんな管理/計画できるような人間だったらもっと良い人生送ってる。
ならせめて!惰性で生きないようにだけ気をつけて過ごしたい。 ぼけっと動画を見てついつい次のリコメンドも見てしまうとか、SNSかなんかを延々と眺めているとか、Webでたいしたことないものを調べたりとか、そういうのをなくそう。
逆に、自分の意思があっての行動ならば、ゲームやってもいいし、引きこもっててもいいし、食器を洗わなくたっていい。
7つの習慣的に言うと、「緊急度も重要度も低い」第Ⅳ領域の活動をなくす、になるかな。
ⅠとⅡとⅢはごちゃ混ぜでいい。まずは自分の意思を持って生きることを実感したい。第Ⅱ領域重視とかは、もっと真人間になってからでいいと思ってる。

他の時間管理法についてちょっと思い出す

GTD

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

↑全面改訂版出てるけど自分が持ってるのはこれ

Getting Things Doneの略。時間管理というかタスク管理かな? 自分の中ではふたつの側面があると感じている。

  • ある目標を達成するための一連の作業を整理する
  • 突発的に時間が空いたときにできる作業を明確化する

気になっている技術だし、少し試したこともあるけれど、長続きしなかった。

  • 毎週のレビューがめんどい
  • 段取りが苦手すぎてプロジェクトをうまく細分化できない
  • 何でも書き出すのがちょっと抵抗ある
    • 頭の中で発酵させるみたいなこと結構好きだから…

言い訳みたいなもんだ。考え方にはしっくりくることが多い。 レビューの頻度は週一がちょうどいいとか、頭の中をからっぽにするメリットとか。

きっと価値がある魅惑の技術なんだけど、難しくて手が出せない代表格だ。

ポモドーロテクニック

これからの時間をいかに有効に使うかという技術かな。 25分活動し5分休憩をとる。そのサイクルを4回繰り返したときの休憩は長めに15分とる。が基本の流れ。 集中と休憩のサイクルをあらかじめ決めるのが特徴。集中時間の長さは、人間の集中力持続力の観点からみて納得のいくもの。 仕事に集中できないときに、うまく取りかかれないときに、使うといい感じ。 ただし変な慣れ方をして、タイマーを動かして止めるだけで全然集中しないことも…。よくない。

ポモドーロテクニックは計画を立てる際にも役に立つと思う。 すなわち、一連の作業を25分の「ひとくちサイズ」に切り分けて、見通しをよくする。

人間の特性に沿っているからか、シンプルさと裏腹に非常に効果性があると感じる。

いじょうだよ
気がつくとすごい長文を書いてたりするぜ。