振り返ると

自分には思い切りが足りなかったのかもしれない。 もう、まわりの言うことなんて気にしないで、自分のやりたいようにやればいいし、やったほうがいい。

ってことは、頭ではわかっているんだけれど、実際には動けなくて。 自分のやることをずっと否定され続けてきたし。全然自信ないし、そんな簡単に変われないよ。

と、今までそう言ってきたけれど。それはそれで間違っていなかったんだけども。 でも、今から考えるとそうではない、自分の言うことが通じることもあって、あれ、わかってもらえてるのかなって自分で驚きながら話したりすることもあって。

結局、自分への言い訳に落ち着いちゃうのは、そこに安住しているほうが楽だからなんだよね。

自分の苦しみも、ほんとにそうだったのかと今になって考えると気づいたりする。 多分、自分の意見への否定を、自分自身への否定と受け取っちゃっていた。

きっと自分には悪い癖がある。 感知したものを、自分の中に引き込んじゃうところがある。 だから、それが否定されると自分も苦しむことになる。

わかってる、わかってる、自分の中の抵抗を強く感じている。 今まで生きてきた中ではそれに折り合いを付けることができなかったんだ。

だから、どこから始めるのがいいのかな。自分の中に引き込んじゃうところからかな…。 つまり、自分の感情や感覚、意見、思考、自分から生まれたものを、手放す。 孵すっていうと自分はしっくりくる。

それは、子供が社会に出るように、自分以外の手に触れ、育っていく。自分の思っていたとおりにならないかもしれないけれど、育っていく。

今までは、そうならないように、そうならないように、自分のまわりにバリケードを張って、自分から生まれたものを他の人にいじられないように、監視してた。 自分のものを守るために、そもそも意見を発すること止めることさえあった。

ん、なんかスラスラ文章が書けるぞ。 自分の中で自分のもやもやとリアルタイムの考えがぴったりはまっている感じがする。 これってつまり、ずっと前から気づいていたってことになるよね。

ずっとわかってて、そんな自分を見つめる自分がいた。停滞を認め、安住を捨てなかった自分がいた。 麻痺だよね。脳内麻薬。自分で自分に薬を打っている。

また少し困って書きにくくなってきたのでやめる。 わかってる。わかってるよ。でも選ばなかったんだよ。自分自身も手放したいよ。

反復の力

いろいろな学習法に関する本を見てきた。 英語とか、楽器とか、囲碁将棋とか。 さまざまな言説があるんだけど、その中で一定勢力を占めているのが、

簡単なものを反復、だ。

すっごい簡単でもいい。すぐわかる、でもいい。とにかく反復しまくる。 頭で考えないでも出てくるほどになるのが理想。 ぶっちゃけ、理論とか仕組みとか知らなくてもいい。暗記でいい。 それが意味するものはあとから分かってくる。いつか、覚えたものの本質が有機的に繋がって、ぱっと視界が開けたように理解が進む。

なるほど、という感じがする。 ある意味無駄のように思えることも、そうではない、微細なエッセンスを貯めているんだ、とポジティブに感じられそう。 流れの速い世の中でも、焦ることはない、今やっていることに自信を持っていいんだと思える。

自分にとっては、こんな解釈ができるのが救われ要素。

思いつく限りのソース

英語だったら多読法かな。反復じゃなくて読み捨てだけど。

英語多読法 (小学館101新書)

英語多読法 (小学館101新書)

楽器…例えばピアノは、一般的にそういう教授法が根付いている気がする。 簡単な曲からしっかり積み上げていく。

プレインベンション J.S.バッハインベンション-のまえに

プレインベンション J.S.バッハインベンション-のまえに

これは弾いてみたいなぁ。

囲碁だと趙治勲先生のひと目シリーズ。

なんつーか、なに?

嫌なことや辛いことがあったにもかかわらず、けろっとしてあまりなんとも思わないときがある。 自分結構強いのかな、とか思う。

けど本当は、打ちひしがれて感覚が麻痺しちゃってるんじゃないかって最近気づいた。 あとから落ち込みがくるやつだ。

ネガティブを断ち切りたい

悪いことばかりではない。もちろん、いいことばかりでもない。

悪いときも、いいこともあったということを思い出せば、少し気が晴れ、ネガティブなループを抜け出せそうな気がした。

いま、そうなった。

妥協と決断

自分のことを否定されるとぐさっとくるね 特に、自分の本質的な部分についてだと堪えるものがある。

受け入れられないほど、相手も堪えているのか。 そうなるととても申し訳なくて、こんな甘えたこと言っていられない。

でも、こんな気持ちを抱え続けてやっていられない。 伝えねばなるまい。

9つの性格―エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係

読んだ。ブックオフで200円で購入。

まとめ

人間の性格を9つの類型に分けて、それぞれの性質とか弱点とか、仕事上の立ち振る舞いの特徴を説明する。

自分が9つの類型のどれに属するかチェックできるはい/いいえ質問集もある。 9類型*20問の180問。多い笑

心理テストのように、自分の性格をチェックして自分あるあるを味わうのが楽しい。

私は、本書がエニアグラムの理論を通じて伝えようとしていることは、以下のようだと読み取った。 「人はそれぞれ違うもの。各人の個性を尊重しよう」

エニアグラムって?

古代の秘術的な人間学の知識を、分析心理学勢がまとめたものらしい。 エネアが9でグラムが図。

いまどきの自己啓発本と比べると、だいぶソースの信頼性が薄いような気がする。 大家や創始者的な人物の紹介はある。 しかし、そういった人物の著書とか論文、引用などの紹介は一切ない。 まあ初版は1997年。当時の本はそんな感じなのかもしれない。

内容的にはおもしろいし良く出来た理論だと思うけれど、信頼性というか後ろ盾みたいなものは薄いように感じた。

どんな類型があるの

あとでかく

私は

多分4。 4,2,1,6,9あたりで迷った。じっくり読み返すと6と9は違うかなと思った。 4を見るとやっぱりしっくりくるし、4は2と1と関係が深いようなのでやっぱり4かなーと。