9つの性格―エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係
9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係
- 作者: 鈴木秀子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2011/08/05
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
読んだ。ブックオフで200円で購入。
まとめ
人間の性格を9つの類型に分けて、それぞれの性質とか弱点とか、仕事上の立ち振る舞いの特徴を説明する。
自分が9つの類型のどれに属するかチェックできるはい/いいえ質問集もある。 9類型*20問の180問。多い笑
心理テストのように、自分の性格をチェックして自分あるあるを味わうのが楽しい。
私は、本書がエニアグラムの理論を通じて伝えようとしていることは、以下のようだと読み取った。 「人はそれぞれ違うもの。各人の個性を尊重しよう」
エニアグラムって?
古代の秘術的な人間学の知識を、分析心理学勢がまとめたものらしい。 エネアが9でグラムが図。
いまどきの自己啓発本と比べると、だいぶソースの信頼性が薄いような気がする。 大家や創始者的な人物の紹介はある。 しかし、そういった人物の著書とか論文、引用などの紹介は一切ない。 まあ初版は1997年。当時の本はそんな感じなのかもしれない。
内容的にはおもしろいし良く出来た理論だと思うけれど、信頼性というか後ろ盾みたいなものは薄いように感じた。
どんな類型があるの
あとでかく
私は
多分4。 4,2,1,6,9あたりで迷った。じっくり読み返すと6と9は違うかなと思った。 4を見るとやっぱりしっくりくるし、4は2と1と関係が深いようなのでやっぱり4かなーと。
stop my motion
自分の身体を酷使しすぎかも…すこし体調が悪くなりがちで、ちょっと大きな不調もやっちゃってそうな予兆もある。
早寝早起きしなきゃ。起きてたい感じがあっても、もはや体調からの要請がバカにならない…。
なんといえばいいんだろう、一日を閉じる術を身につけたい。 まだできることがあるんじゃないかと焦るのをやめて、なかば強制的に寝てしまえ。
思いついたことはメモしたほうがよい
後から思い出せなくなるんだよね。 あと、思い出してもこういう言い回しじゃなかった、もっとしっくりくる言葉選びだったと何かしら後悔することが多い。
人間は機械のようにはいかない、有機的なものなのかなぁと感じる
誠実さ
ときに、偉大な人が私に話しかけてくれることがある。
そこで、思わず、私なんかに話しかけなくとも、あなたに大事な知り合いは十分にいるはず、恐縮だ、と思ってしまう。 でも、それはへりくだっているのではなく、傲慢で失礼な態度なのかもしれないと思うようになってきた。
相手に対して誠実に応対しなければ、良い態度とはいえないだろう。 それは相手が人でなくてもそうだ。
自分は、何かに対して本気で応対することも、他人への誠意も、人付き合いの大切さも、心の奥から理解、実践できていないように感じる。 千里の道も一歩から、か。
ゲーム
自分にとってゲームって結構大事なんじゃね?って最近思い始めてる。
昔はゲームを一日中やるような人間だったけど…いつからかやらなくなってしまった。 だいたい社会人になってからか。
昔からなにか焦りを感じていて、勉強とかしなきゃいけない、ゲームなんてやってちゃいけないって思ってた。 かといって勉強したわけでもないけど。
最近までずっとそんな…プラスにもマイナスにもならない日々を続けてて。
今思うと、自分にとってゲームは大事だったのかもしれないと思ってる。 プレイするときのヒリヒリするような感覚、深く沈むような集中力、仕事でうまく発揮できていなかったパフォーマンスがここにあったのでは。 自分の成功体験とか調子の良い時って、ゲームの経験で知っているのでは?と。
何か一本やってみるか。思い出せるかな?
自分の時間
一日は…簡単に終わる。
仕事していたり、帰ってまったりとしていると、何もすることなく一日が終わってしまう。
かといって…厳しく縛られた生活を望んでいるかというと…そうでもない気もする。
わがままなこった。
隙間への意識
謙虚さというものが、大事な気がしてきたぞ。
心の隙間とか、余裕とかそういったものが大事だと感じている。
問題にぶつかっても、一度落ち着いて深呼吸する。
頭の中が考えで埋まって空回りしたとき、瞑想を思い出して、呼吸にじっと集中してみて(今までやってきた瞑想の中でいちばん集中できなかった)、やっと我に返れたことがあった。そのとき瞑想を思い出せて、本当に良かったと感じた。
時々、瞑想を思い出して、思い出したら何度でも、3分間でも瞑想をしよう、っていうのが、ハーモニカ・グルの教えだったなぁ。
- 作者: デイヴィッドハープ,David Harp,片山陽子
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2000/09
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
思わず、やることをいっぱい詰め込んでしまうけど、意識して自分を取り戻すことが大事で、その鍛錬が、ここぞというときの集中力やぶれない心を育てるんだ。