アリアナ・ハフィントン「サード・メトリック しなやかにつかみとる持続可能な成功」

アリアナ・ハフィントン「サード・メトリック しなやかにつかみとる持続可能な成功」

サード・メトリック しなやかにつかみとる持続可能な成功

サード・メトリック しなやかにつかみとる持続可能な成功

幸福には、既存の基準である「お金」「成功」のほかに、もう一本の基準があるという。それを「サード・メトリック」と呼んでいる。
著者は睡眠や休息を犠牲にハードワークをしていた。
だが、仕事中に倒れてしまったことをきっかけに、内省を経てサード・メトリックを追求するに至った。
サード・メトリックには、以下の4つの柱がある。

  • 幸福(Well-Being)
  • 知恵(Wisdom)
  • 不思議と驚き(Wonder)
  • 与えること(Giving)

だいたいのアドバイスは、休息、デジタルデトックス、瞑想、といったところ。
主張に対して、具体例や書籍からの引用が多すぎるきらいがある。
主張だけを追うなら、各章末のまとめだけ読めば良い。
しかし、「モーレツ」な人生と、サード・メトリックに目覚めた人生の両方を体験した著者の言葉には重みがあり、これだけで読む価値がある。
著者の言葉には愛があふれており、休まることのない現代人に手を差し伸べてくれているかのようだ。
著者の体験を元にしている点において価値があるが、少々事例紹介が多すぎてこの本自体が砂金探しになりかけているのが残念。
この著者ならもっとシンプルにまとめられるはず。ほんとここだけ残念。
☆3つです。決して悪くない。綺麗にまとまっていれば4+αだった。

引用

  • ストレスを生活の一部にしてしまうのは、成功した人生という幻想を追いかけるのに忙しすぎて、自分を大切にする時間がないせいでもある。
  • 高い能力を持つ母親の職場復帰を望むなら、毎日出勤してビデオ会議に出席する働き方ではだめだ。やるべき仕事を与え、いつまでに終わらせればいいのかだけを伝えればいい( 50)」
  • ストレスになるのはたいてい、とてもささやかで全然重要ではない何かだ。
  • ストレスに対する最大の武器は、別の考え方をする能力だ( 74)。 ウィリアム・ジェイムズ
  • 重大な危機が起きれば、その寸前まで重大だと思っていた小さなものごとは、いとも簡単に消え失せる。本当に大切なものが突然明らかになり、どうでもいい不安や些末な心配事は消えてなくなる。永遠だと思い込んでいた多くのことが永遠ではないと知り、あって当たり前と思っていた多くのものごとの価値を悟る。
  • そして毎日、世界はあなたの手をつかみ、あなたを引きずり回してこう叫ぶ。「これは重要だ! これも! これも! これを心配しなければならない! これも! これも!」 そのたびにできることがある。手を引き抜き、その手を胸に当てて言おう。「いいえ、大切なのはこれだ」と( 76)。 イアン・トーマス
    • 頭の中で言い聞かせるんだけじゃなくて、胸に手を当てるという実際の行動を伴うのが良いよね
  • 自分の世界が「高速回転している」と感じるときに瞑想をすると、とても心が落ち着くと語っている。
  • あらゆるものに忍耐を、何より自分自身に忍耐を持ちなさい。自分の欠点を考えて勇気を失うのでなく、欠点を直すことにただちに取りかかりなさい。毎日、新たな気持ちでその努力を始めなさい( 151)。 フランシスコ・サレジオ

田中 道昭「「ミッション」は武器になる あなたの働き方を変える5つのレッスン (NHK出版新書)」

2019-08-03study 3h 15.5/200

2冊ほど読了した。
あと書評も書いた。良い

田中 道昭「「ミッション」は武器になる あなたの働き方を変える5つのレッスン (NHK出版新書)」

合わなかった。
参考になることが書いてあるのだが、なんだか伝わってこない。
熱意や信念みたいなものが感じられなかった。
ギャラップ社というところで研修を受けたようで、それを骨子にこの本を書いたようである。
全体的にそこで受けた内容の羅列になっており、著者自身の言葉のように受け取れなかった。
セミナー受講録のようなものだと感じた。
3章くらいから斜め読みに変えた。惜しい一冊。

いちおう引用をいくつか。

  • ミッションの定義と、ビジョンとの違い
    • ミッションは目の前の仕事の中にあるもの」
    • ミッションとはつまり、「存在意義」 や「自分が生まれてきた意味」、あるいは「生きる目的」
    • ミッションはその人の中にすでに内在しているものを見つけ出す作業にすぎない
    • 将来の夢や将来の姿を意味するビジョンは、中長期の戦略であり、自分で「つくり出すもの」
    • ミッションは、言ってみればビジョンよりもより上位の概念
  • 本書の流れ
    • 本書では最終的に、図表2にあるような「あなただけのミッションステートメント」を作成します。
    • なぜミッションなのか、その時代背景をさまざまなパラダイムシフトから読み解きます。
    • 5つのレッスンを行っていきます。実際に、ミッションステートメントを作成していきます。
    • あなただけのミッションステートメントを、どのように活かすことができるか
  • 本文からの引用
    • 「人は誰でも何かを創造するために生まれてきた」
    • ミッションとは、存在意義や使命、自分が生まれてきた意味や生きる目的です。ビジョンが将来の夢や生きる目標を意味する言葉であるのに対し、ミッションとは使命や生きる目的を意味する言葉です。つまりは、ミッションとは、未来の中にあるものではなく、「今ここ」という現在にあります(図表6)。
    • これからは『ワーク〝アズ〟ライフ』を見つけられたものが生き残る時代」
    • ワーク〝アズ〟ライフ。「ワークスタイルは、すぐ目の前の仕事の中にある」ということを考えるうえでも重要な職業観だと思います。
    • 「自分の強みにフォーカスして仕事をしている人は、そうではない人より 6倍高い確率で仕事に満足 している」 「自分たちの強みにフォーカスして仕事をしているチームは、そうではないチームよりも 12・5%高い生産性 を上げている」
    • ストレングス・ファインダーは、(1)自分の才能や資質を理解して見極める(Name it)、(2)才能を明確にして自分のものにする(Claim it)、そして(3)目標を定めて才能を強みとして活かせるようにする(Aim it)、という3つのプロセスから構成されています。
    • 同社の「従業員エンゲージメント調査」は「Q12」の愛称で呼ばれ、米国では最も一般的な従業員満足度調査となっています。

☆2つです。

2019-07-27study

2019-07-27study 1h 12.5/200

読書録をいくつか書いて1時間。
デザインパターンを再始動したい。
あと、デザインパターンを自分の知識として定着させるにはどうしたらよいか考え直している。
多分、クラス図を描いて覚えるとかしたほうがよいと思った。
写経は概念すらわからなかったときに絞った方が今はよいと思っている。

廣津留すみれ『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』

廣津留すみれ『ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」』

ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」

ハーバード・ジュリアードを 首席卒業した私の 「超・独学術」

超よかった。考えて行動する人は強いと思います。

抜粋。

  • ・時間の無駄をなくす ・時間を濃く過ごす ・淡々と努力する このことを繰り返せば、「普通の人」は「天才」に匹敵する成果を出せる
  • 毎晩「明日のTODOリスト」を作る
  • まず全体を概観します。全体像をつかんで初めて、時間配分ができる
  • 「詳細はわからなくてもとりあえず何か答える」スタイルが、互いの時間を短縮できる
  • もっとも時間短縮効果があると感じるツールは、スマホのタイマーです。
    • 「5分以内」「10 分以内」「1時間以内」と自分の中で期限を決めたら、すぐにタイマーをセット。
    • アラームが鳴る前に終われば、勝った気がして嬉しくなります。
    • その達成感と共にTODOリストのチェックボックスをタップするのも、これまた爽快な瞬間です。
  • 忙しさにかまけていると、いつの間にか1カ月2カ月と経っていて、今自分が何のために何をしているのか、という大きな視点が失われがちです。
    • 一度立ち止まって振り返る時間を持つことで、今の自分を確認できます。

この本をうけて、自分のTODO:

  • TODOリストを使う
  • ときおり短いタイマーを使って、集中力を上げる
  • 本の読み方を変える
    • 一度概観をさらうようにする

最近感じていることとして、自己啓発ものは、自分の経験に基づいたある程度自伝的なものが最も伝わってきます。
高い能力を持った人が、どんなことを考えているのか、それを知れるのがありがたいです。
ほんと、書いてくれてありがとうと思いました。大きな刺激になりました。
著者のお母様が、同様に子育てメソッドの本をいくつか書いているので、それも読みました。その感想はまた。

D.カーネギー『道は開ける』

道は開ける 文庫版

道は開ける 文庫版

D.カーネギー『道は開ける』を久しぶりに読んだ。
なんとよい本だろう。
全編通して、悩みが人を滅ぼすということ、そしてそれに対する対策について書かれている。
以前読んだのは10年ほど前だったと思うが、それより格段によい本だと感じた。
その頃は人生経験が短くて、内容に共感できなかったんだろうなぁ。

以下抜粋。

  • 一日の区切りで生きる
  • 悩みをブレークダウンする
  • 方針を決めたら迷わずやる
  • 小事にこだわるには人生はあまりにも短い
  • 他人に興味を持つ
    • 病気の真の原因は、協調精神に欠けている点にある
    • 他人に興味を持つことによって自分自身を忘れよう。

この本をうけて、自分のTODO:

  • 方針を決めたら迷わずやる
    • 自分はやっている途中に立ち止まって悩みがち。決めるフェーズとやるフェーズにわける。
  • 小事にこだわらない。
    • 多少鈍感になっていいくらい。
  • 他人に興味を持つ
    • 自分の中に閉じこもりがち。意識的に会話を増やす。

なお、今回読んだのは文庫版だ(Kindle版だから見てくれは関係ないけど)。
これはエッセンシャル版と称して、いくつか省いている箇所があるらしい。
でも、このくらいでちょうどいいんじゃないかな。
洋書の例に漏れず、この本も事例紹介がやたら多いから。

Kindle Oasis

Kindle Oasisを買った。

今持っている本全部入れてもストレージが残っていてうれしい。さすが32GB。

で、全部入れたら本の順序がぐっちゃぐちゃになってしまった。

それと、いままで持っていた本のタイトルを全部眺めたから、記憶が混濁してしまった。

今後の読書、そう読書をめいっぱいやりたいのに混乱しているのがくやしい。

どうしようか、今まで読んだ本のおさらい、感想でも書き出してみようか。

2019-07-02study

0.5h 11.5/200

11. Composite

  • ディレクトリとファイルの同一視という例が非常にわかりやすくて感激
  • 単数と複数の同一視
  • 再帰的構造

12. Decorator

  • すげー、入れ子構造になってて、再帰的に中身のメソッドを呼ぶんだ
  • 中身も自分と一緒だから、同じメソッドで再帰的に呼び直すことができると…

13. Visitor

  • Visitor側がデータ構造を練り歩く
    • だからVisitor側の内部状態が変わることがある。
  • MainとかVisitor側がacceptを呼び出すのは変だと思う。受け入れる主体はElement側では?
    • 名前の問題?